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この度4/8〜4/15の二週間、八太郎山療護園から2名の介護員が東日本大震災に伴う災害派遣のため、岩手県大船渡市の某社会福祉法人施設へ災害派遣職員として出向きました。
想像を絶する被災地では主に施設利用者の日中活動支援・施設利用者の避難先での夜間の生活サポート・津波により被害を受けた施設の清掃活動をおこないました。
何気ない生活から一遍、何一つなくなってしまった被災者の声を聞くとかける言葉もみつかりません。
いったい自分に何が出来るのか、考えれば考えるほど来るのが遅かったと空しい気持ちになります。
今回の災害派遣活動を通じて得たこと、感じたことをこの場をかりて御報告したいと思います。
大事なのは備えと助け合いの気持ちです。いざ窮地におちいった場合自分にできる事を常日頃考えておく必要があります。
また、備えについては個人レベルと法人レベルと二つの備えが必要だと思います。
自分の身を自分で守る事が難しい施設利用者を守るためにも今回の活動を今後の施設防災マニュアルに生かしていきたいと思います。
最後に、被災地ではまだまだ過酷な生活が続いています。
一度きりの支援以上に、継続した支援が必要です。今以上のみなさまのご支援・ご協力が求められています。
被災した地域の皆様のために更なるご協力をこの場をかりてお願いいたします。
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